鎌倉市内の全小中学校給食に「フェアトレード白ごま」を導入
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子どもたちが食を通じて学ぶ持続可能な社会

2026年5月、鎌倉エシカルラボは鎌倉ロータリークラブとの協働プロジェクトとして、鎌倉市内の市立小中学校の給食に九鬼産業株式会社(三重県四日市市)のニカラグア共和国産「フェアトレード白ごま」を導入しました。世界的な「フェアトレード月間」である5月に合わせて実現したこの取り組みは、子どもたちが給食を通じて「エシカル(倫理的)な消費」を体験し、持続可能な社会のあり方を考える貴重な機会を提供しています。

プロジェクトの背景と目的
本プロジェクトは、次世代を担う子どもたちが日々の食を通じて、遠い国の生産者の生活や環境を守る一助となっていることを学ぶことを目的としています。鎌倉ロータリークラブからの社会貢献活動としての寄附により、市内すべての市立小中学校(小学校16校、中学校10校)でのフェアトレード白ごまの採用が決定しました。
食育と国際理解を深める取り組み
フェアトレード白ごまの導入に加え、子どもたちの学習効果を深めるための多角的なエシカル教育が展開されています。
駐日ニカラグア共和国大使館からのビデオメッセージ
鎌倉エシカルラボが、駐日ニカラグア共和国大使館を訪問し撮影した特命全権大使サンディ・アナベル・ダビラ・サンドバル閣下のビデオメッセージが、鎌倉市教育委員会を通じて各学校に提供されました。
給食の時間、子どもたちはモニターに映し出されるニカラグア共和国の様子や広大な畑や生産者の姿を熱心に見つめ、自分たちが食べている「ごま」がどのような場所で、どのような人々によって作られているのかを視覚的に学びました。担任の先生が解説を加える場面もあり、単なる食事の時間が、世界とつながる生きた学習の場へと変わっています。

食育資料の配布
「フェアトレードの仕組み」や「ニカラグア共和国について」を分かりやすく解説した食育資料等の配布により、映像と紙資料の両面から、国際的な視点でエシカル消費を学ぶ体制が整えられています。

5月22日(金)の中学校給食では、このフェアトレード白ごまを使用した「たらのごま揚げ」が提供されました。この日の献立は以下の通りです。
ひじきごはん
たらのごま揚げ(フェアトレードごま使用)
ごぼうサラダ
切干し大根のカレー炒め
じゃがいものみそ汁
牛乳
中学校で各教室に配布された「ひとくちメモ」では、切干し大根の栄養価についても触れられており、食に関する多角的な学びが提供されています。
鎌倉エシカルラボは、今後も地域社会・行政・国際機関と連携し、フェアトレードの普及と持続可能なまちづくりに貢献してまいります。今回の取り組みは、子どもたちが未来の社会を担う上で不可欠な「エシカルな視点」を育むための重要な一歩となるでしょう。

