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Message

A Message from Our Leader

代表理事あいさつ

「フェアトレードタウン認定」というゴールから、エシカルな文化を育むスタートへ。

これまでは、フェアトレードを知っていただくため、自分ごととして捉えてもらえるよう「鎌倉焙煎珈琲 フェアトレードかまくらブレンド」の市民参加型投票や各イベントで啓発を重ね、フェアトレードタウン認定も大きな目標として歩んできました。認定という目標を達成したことは、市民、行政、企業が一体となり鎌倉に深く根付いた証だと言えます。

今年度は、「鎌倉市がフェアトレードタウンになったこと」を広く伝えていくという、重要かつ新たなフェーズに入りました。認定というお墨付きをいただいたからこそ、発信する責任も生まれ、以前にも増して影響力や注目度も高まっています。

私たちが大切にしてきたのは、「フェアトレードは特別なものではなく、日々の選択の中に存在する」という考え方です。その想いを大切に、一つひとつの活動に取り組んでまいりました。

 

多様なステークホルダーとの連携、そして人と人とのつながり

 

「鎌倉焙煎珈琲 フェアトレードかまくらブレンド」での取り組みが評価され、フェアトレード・ジャパンアワードでの受賞、多くのメディアにも取り上げられました。市民参加型の商品開発と企業との連携で、エシカル消費を全国の消費者に届けることができたという点が大きく評価されました。大船ルミネウィングでは、「コーヒーの淹れ方」という生活のシーンからフェアトレードを伝えることができました。鎌人いち場ではエシカルアクションについての市民の投票を実施、日常の中での実践を考える場を提供。鎌倉国際交流フェスティバル、ハリス記念鎌倉幼稚園、高島屋でのポップアップでは、多くの鎌倉市民、市外の方々、海外の方々にも「知る」機会を提供でき、地域の方々とつながりを深める大切さを改めて認識する貴重な機会となりました。新たな取り組みとしてフェアトレードコットンを使用したトートバッグを開発することにも挑戦、日常の買い物というシーンで社会課題解決を実感することができます。

また勉強会では、さまざまな活動をしているメンバーの体験や知見を共有し、お互いを高めあうことができ、メンバー同士の温かな交流を育むことができました。おてら食堂では、地域の方々との交流を深めながら、フェアトレードとは何かを伝えることができ、地域のコミュニティと連携する大切さを改めて認識しました。「御難おむすび」では、ニカラグア、ミツハシライス様、安国論寺様、鎌倉市のデザイナーと絵本作家が共創して商品開発、期間限定で販売されました。鎌倉の歴史と味を復刻し、通年販売されないのかとたくさんの声が聞かれました。

さらに、ミリオンアクションキャンペーンでは、これらの活動を通じて14,816ものアクションを積み重ねることができました。市民の積極的な参加や、フェアトレードへの関心の高まりを感じ、国際的なフェアトレードの推進にも寄与することができました。

 

一人ひとりの選択が少しずつ地域に広がり、やがて暮らしの風景となり、鎌倉のエシカルな文化を育んでいく、その実践が、この一年を通して少しずつ形になり始めたと感じています。

 

2026年度はフェアトレードを「知る」から「選ぶ」へ、さらにその先にある「自然に選ばれ続ける社会」を、地域の方々や地域企業の皆さまと共にどのように育んでいくのか。一人一人の行動変容につながる活動、それが私たちの新たな挑戦です。

 

1人の100歩より100人の1歩。誰1人取り残さないフェアが当たり前の鎌倉に。

私たちはこれからも「実験の場(ラボ)」として、一人ひとりのエシカルな選択が未来を、社会を変えていくことを信じ、地域の皆さまと共に歩み続けてまいります。

令和8年5月1日
​鎌倉エシカルラボ代表理事

平野祥子

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