【開催報告】鎌倉がフェアトレードの輪へ!市民の想いが結実したフェアトレードタウン認定式開催
- とし☆さわど
- 3 日前
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更新日:2 日前

この度、鎌倉市は、長年の市民、事業者、行政による持続的な努力が実を結び、一般社団法人日本フェアトレード・フォーラムより、日本で7番目のフェアトレードタウンとして正式に認定され、去る5月6日(火)に、鎌倉市役所本庁舎内の市議会議場にて、その栄誉を祝う認定式が盛大に開催され、多くの関係者や市民の方々にご参加いただきました。
式典は、末吉里花鎌倉エシカルラボ共同代表より開会の挨拶で幕を開けました。末吉共同代表は、長年にわたりフェアトレードを推進してきた市民団体や事業者の皆様の熱意と貢献に深く感謝の意を表し、「鎌倉の豊かな自然や歴史、文化とともに、フェアトレードの理念が深く根付き、持続可能な社会の実現に向けた大きな一歩となることを確信しています」と力強く述べられました。
その後、鎌倉市長の松尾崇様と鎌倉市議会議長の池田実様よりご挨拶を賜り、続いて、一般社団法人日本フェアトレード・フォーラムの代表理事である内山大志様より、鎌倉市のこれまでの取り組みを高く評価し、「多様な主体が連携し、地域全体でフェアトレードを推進する鎌倉市の姿勢は、他の地域にとっても模範となるでしょう。この認定を機に、さらにフェアトレードの輪が広がることを期待しています」と祝辞を述べられ、認定証を松尾市長、池田市議会議長、そして共同代表に授与されました。
続いて、浅尾慶一郎環境大臣とニカラグア共和国のサンディ・アナベル・ダビラ・サンドバル駐日大使からお祝いのメッセージを頂戴いたしました。浅尾環境大臣は「フェアトレードは、さまざまな国の環境にも良いことです」と述べられ、サンディ・ダビラ駐日大使は、「今年、ニカラグア共和国と日本の国交樹立90周年となる記念すべき年に、鎌倉とご縁をいただいたことは、大変喜ばしいことであり、政府を代表して感謝申し上げます」と述べられました。
式典には、フェアトレードタウン認定にご尽力された鎌倉市議会議員の皆様、全国のフェアトレードタウンの代表者の皆様、フェアトレード商品の販売や普及にご尽力されてきた事業者の皆様など、多くの関係者にご臨席いただきました。
最後に、平野祥子共同代表の答辞では、「この認定はゴールではなく、新たなスタートです。フェアトレードが “特別なこと” でなくなるように、持続可能な未来の世代にも誇れる街になるように、これからもフェアトレードやエシカル消費を伝え続けてまいります」と今後の展望を語られました。
鎌倉市は、この度のフェアトレードタウン認定を契機に、より一層フェアトレードの普及啓発に努め、持続可能な社会の実現に向けて、市民、事業者、行政が一体となって取り組んでまいります。今後の活動にご期待ください。
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